ねこやまローカボ日誌

美味しいご飯を気にせず食べたい、食べさせたい。だから厳選ローカボレシピを紹介させて。

中国旅行記⑭ 二回目の桂林絶品米粉と、荷物を圧迫する奇跡のザーサイ

二回目の桂林絶品米粉と、荷物を圧迫する奇跡のザーサイ

 

二度目の夜を迎える、桂林の街

 

日本と変わらない広大な街には、活気が溢れていた。

そしてその活気は、次の鳳凰への助走に最適だった。

 

日本へのお土産を探し始める、中国旅行中盤。

この桂林の街で、私たちは素晴らしい味わいに遭遇した。

 

これは遅めの夏休みを使った、2週間の中国旅行記

皆様に少しでもお楽しみいただければ、最高に幸せです。

 

前回までの旅行記はこちら

 

 

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桂林旨いもの通りと恍惚の夜市

桂林旨いもの通りと恍惚の夜市

 

私たちは七星公園を後にし、自転車で市内を散策することにした。

ネットで少し検索し、中心部の夜市的な場所へとペダルをこいだ。

 

人混み以上にバイクが往来し、何度もヒヤリとさせられる。

まるでインベーダーゲームの様に、左右から様々なパッシングに襲われる。

 

途中どこに向かっているのか分からなくなり、とりあえず前の自転車に付いていく。

みんな恐らく腹ペコなのだから、行く先はきっと夜市なのだろう。

 

桂林市内のご飯処

 

するとどうやら、それっぽい場所に到着した。

周囲も格段に明るくなり、香しいご飯の香りが漏れている。

 

あぁ、きっとここが桂林の夜市なのだな。

私たちはその香りに確信し、自転車の鍵チェーンを入り口に巻き付けた。

 

桂林市内の果物と野菜の飴串

 

するとさっそく入り口で、魅惑の食べ物に歓迎される。

これぞ夜市!と言わんばかりの、果物と野菜の飴串である。

 

幼少期にお祭りで魅了された、憧れの食べ物がこれほどたくさん…。

一本どう?と気さくな店主も勧誘してくれ、思わず10元(約170円)を手渡す。

 

どれがいいかなぁ?と迷っていると、相方もちこが一本抜き取る。

これ一択でしょ!と言いながら、写真を撮る前に食べ出しそうなテンションだ。

 

果物と野菜の飴串

 

飴でコーティングされた、マスカットの飴串

 

歯が痛くなるほどの甘みの中に、果汁がじゅわりと潜んでいる。

自転車でこぎ疲れた体に、最高に染み渡る美味しさだ。

 

そしてお決まりの様に、2粒ほど地面に落としてしまう。

するとまるでディズニーの熟練清掃員の様に、近くのわんこが持ち去っていった。

 

桂林市内のご飯処

 

さらに晩御飯を散策していると、その種類の豊富さに驚かされる。

日本式拉麺屋はもちろん、あらゆるお店が軒を連ねていた。

 

しかし店内には人はおらず、ちょっと閑古鳥が鳴いていた。

ただ久しぶりの拉麺に、思わず胃袋が反応したのも事実である。

 

桂林市内のご飯処

 

さらにはオシャレな焼き鶏屋にも遭遇し、OL的な綺麗な女性がご購入されている。

なんだかここは、今までの夜市とは少し雰囲気が違うようだ。

 

そして少し調べると、どうやらここは夜市ではないらしい。

桂林中心部の、なんでもあるよ的なご飯街に辿り着いたようだ。

 

桂林市内のご飯処

 

確かに周囲を見渡すと、まるで丸の内のような喧騒である。

デート中のカップルや仕事帰りのサラリーマンなど、まさに日本と変わらない。

 

ご飯処もなんだかお洒落で、カフェやステーキなどの横文字ばかり。

更にはオシャレの権化と名高い、マカロンまで売られている。

 

 

もちろん大変嬉しいのだが、何かが違う。

中国旅行も残り一週間を切り、なんだか横文字ご飯への抵抗が生まれている。

 

この旅では、もっともっと中国らしいご飯を食べたい。

そしてこの体の血液を、全て中国の食材で作り直したいのだ。

 

そう考えて周囲を見渡し、中国っぽいお店を探す。

食べている最中にわんこが近づき、それくれ!とおねだりしそうなご飯処を。

 

二度目でも存分に美味しい崇喜米粉急店

二度目でも存分に美味しい崇喜米粉急店
二度目でも存分に美味しい崇喜米粉急店

 

崇喜米粉急店。

 

ここしかない。

溢れる喧騒とジモティの笑顔が交錯する、このお店しかない。

 

店名にはの文字もあり、大急ぎで喜べそうな雰囲気だ。

お昼にも米粉を頂いたが、まだまだ余裕で食べられる胃袋具合である。

 

崇喜米粉急店

 

そして看板を見ると、あらゆるご飯が爆安である。

包と書かれた肉まん系に至っては、1.5元(約26円)と驚異の低価格だ。

 

私たちはポケットの小銭を出し合い、残りの残金を確認した。

そして満場一致で採決が下り、お店の中に突撃する。

 

崇喜米粉急店

 

そして店内は思いのほか綺麗で、凄まじい人で溢れている。

席に着くまでに何人もの人と肩がぶつかり、お互いにごめんとすれ違う。

 

厨房はまさに戦場と化し、謎のオーダーが飛び交っている。

しかしそこでも店長は、足を延ばしてスマホゲームに興じていた。

 

崇喜米粉急店

 

目の前に並ぶ、料理の数々。

セットや単品、オプションなどの多数の組み合わせが存在する。

 

どうやらここでの注文は、指さし作戦ではなかなか難しそうだ。

そのため注文は相方もちこに任せ、私は席を確保した。

 

窓の外には煌びやかな街並みが移り、そのギャップに喜びを感じる。

まさかマカロン店の向かいに、こんなにグッとくるお店があったとは。

 

そして席に着席し、隣の子供に変顔を見せることわずか3分

の文字通り、食事はあっという間に運ばれてきた。

 

崇喜米粉急店

 

旨い。

 

先に確信してしまうような、シンプルで隙の無い米粉

具材ぶっかけタイプの作り方に、職人の自信が伺える芸術品だ。

 

もちこ大好物の胡瓜の叩きも追加して、これでわずか約12元(約204円)

もしこれが学校の給食だったら、圧倒的な登校率を誇るだろう。

 

崇喜米粉急店

 

そしてまず叉焼をぱくりと食べ、旨い!と唸る。

程よい塩気と脂身が、高校時代の食欲を蘇らせてくれるようだ。

 

そして麺は腰が少なめの、もちもちタイプ。

伊勢うどんをより細く仕上げたような、そんなイメージの味わいだ。

 

味もしっかり・薬味もぴりり、ザーサイの濃いめの漬物味も申し分なし。

本日二度目の米粉にも関わらず、その感動はひとしおだ。

 

胡瓜のたたき

 

さらに僅か約5元(約85円)の、こちらの胡瓜の叩きも最高だ。

コリコリに辛みと甘みが混在し、まさに無敵の付け合わせである。

 

実はこのタイプの胡瓜の叩きは、中国・台湾で非常に多い。

そしてそのいずれもお店のこだわりが表現され、お店によって味が異なる。

 

全てに特徴的な美味しさがあり、毎回必ず頼んでしまう。

そして時に、悶絶する程の美味胡瓜も存在する。

 

そして今回の胡瓜も、なかなかにイケていらっしゃる。

日本で何度試してみても、なぜかこの味を表現できないのだ。

 

桂林の街並み

 

そしてお会計を済ませ外に出ると、周囲は良い感じの夜に変わっていた。

巨大な広場には人も少なく、どうやら皆も食事に夢中のようである。

 

明日の鳳凰行きの新幹線は、昼の11時25分発

チケットもすでに交換しているため、本日は余裕の夜更かしだ。

 

桂林の夜の街並み

 

巨大なTVモニターのある公園で少しはしゃぎ、今夜のプランを練り直す。

まだ時間も夜の20時、そんじょそこらのテンションではない。

 

私達は朝に話したバーガーキングを思い出し、何か追加で食べることにした。

まだ本日は米粉二発しか食べておらず、まだまだ全然食べたりない。

 

そう考えてとりあえず、ドミトリーの近くまで戻ることにした。

途中で大きなショッピングモールも通るため、バーキンも見つかれば最高だ。

 

桂林の夜の街並み

 

すると桂林の街は、非常に魅力的にライトアップされていた。

一瞬パリかと見間違える程の、白と暖色の惹き付ける色合いだ。

(行ったことないけれども)

 

そして周囲には沢山のカメラ愛好家がおり、様々なアングルから撮影している。

中には絵画を描いている方もおり、この暗闇でも圧巻の画力だった。

 

桂林の夜の街並み

 

さらに大きな川の向こうには、何やら夫婦っぽい塔もそびえていた。

その他の街路樹も綺麗に彩られ、街全体が眩く輝いている。

 

ああ、何と美しいのだろう。

桂林の街は、毎日がこんなにもクリスマス日和なのか。

 

もしこの街でシェアハウスを借りたら、きっとテラスハウスの主役気分だろう。

川沿いのライトアップは、それほど自分の顔面を錯覚させてくれる美しさだった。

 

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久しぶりの汉堡王

 

何度もライトアップの写真を撮りながら、自転車でずんずんホテルを目指す。

すると途中でもちこが止まり、やったぜ!といいたげな笑顔を見せる。

 

桂林の汉堡王(バーガーキング)

 

汉堡王(バーガーキング)

 

この中華三昧の旅でどうしても食べたくなる、魅惑のハンバーガー。

この巨大都市桂林ならあると信じていた、恋焦がれたファストフード店だ。

 

ここは是非ともお持ち帰りをし、今夜のパーティの主役にしよう。

しかし先ほど『中国的な物だけ食べたい』と言ってたのは、どこの誰だろう。

 

桂林の汉堡王(バーガーキング)

 

店内は沢山のお客で溢れており、日本とよく似た光景が広がっていた。

席では学生が勉強し、JKたちが楽しそうに写真を見せあっている。

 

どうやら価格は日本より僅かに安く、20元~40元(340円~680円)程度。

これなら旅の予算で、余裕で腹パンパンになれるレベルだ。

 

桂林の汉堡王(バーガーキング)

 

そして仁王立ちすること、約5分。

 

あまりの魅惑に相当悩んだが、やっとの思いで商品を決める。

私達は最もベーシックな製品を注文し、ホカホカのバーガーを受け取った。

 

ようし、これで今晩の主役は確保した。

あとはホテルに戻り、バックパッカー達のいるバーにいこう。

 

私たちはウキウキで自転車に乗り込み、ホテルに向かって出発した。

するとその帰り道で、なにやら大きな人混みが現れた。

 

桂林夜市

 

突如現れる、桂林夜市

 

先ほど探しても出会えなかった夜市は、どうやらドミトリーの近くだったようだ。

あまりに嬉しい出来事に、自転車を近くのポールに即施錠する。

 

通りには芳しい食べ物が溢れており、大きな後悔に包まれる。

私たちはなぜ、バーキンを買ってしまったのかと。

 

桂林夜市

 

ここでは多数の地元民たちがお酒を飲み、飲めや歌えや騒いでいる。

皆が猛烈に楽しそうに歌い、曲にして持ち歩きたい歌声だ。

 

毎日の晩御飯がこんなに賑やかなら、楽しくないわけがない。

そして私がこっそり参加しても、誰も気づかないほどの爆笑っぷりである。

 

桂林夜市

 

さらにお店の店頭では、綺麗な女性がお店の料理を説明している。

そしてその奥では、新鮮な蟹がハサミをチョキチョキ動かしている。

 

その他にも大きな魚が生け簀を泳ぎ、自身の新鮮さをアピールしている。

もしお子様と一緒に来れば、猛烈なテンションになること請け合いではないだろうか。

 

桂林夜市

 

さらに石畳の道を歩いていると、左右の屋台から呼び込みが投げかけられる。

私たちもせっかくなので、本日のおつまみを追加することに。

 

ただでさえ珍味系の多い国だから、この夜市ではさらに期待も高まってくる。

そしてもし究極おつまみに出会えたなら、日本へのお土産にも買っておこう。

 

桂林夜市の奇跡の搾菜

 

 そう考えて歩いていると、ふと一つの屋台が飛び込んできた。

 そして店主の女性と目が合うと、猛烈な手招きで吸い込まれた。

 

桂林夜市の漬物屋

 

ずらりと並ぶ、お手製ザーサイ

後ろでは直に店主が調理をする、作り立てほやほやの漬物たちだ。

 

何種類あるのか分からないほどの、見たこともない素材たち。

その全てが馴染みがなく、無茶苦茶に美味しそうだ。

 

そして色めき立ったのは、相方もちこ。

三度の飯より漬物LOVEの、ハイレベルな漬物狂である。

 

時に白米と漬物の比率が1:1になる、相方もちこにとって。

これほど魅惑の場所は、まさにディズニー並みの興奮である。 

 

桂林夜市の漬物屋

 

そんな様子を察したのか、セールスチャンスだと判断したのか。

お店の女性店長は、バンバン試食を薦めてくる。

 

これも食べて!あれも食べて!と、漬物をビシバシ手に乗せてくれる店長。

その笑顔はまるで、孫を太らせることが最大の喜びの祖母のようである。

 

桂林夜市の漬物屋
桂林夜市の漬物屋

 

そして勧められるままに、一口パクリ。

すると複数の味覚を刺激する、奇跡のザーサイが口内で暴れだす。

 

旨い。

何という旨さ。

 

おでんだしのようなコクの中に、複雑に絡む旨味のエキス

ギリギリ楽しめる辛みに、絶妙な塩気と甘みが混在する。

 

これは本当に旨い。

今まで食べたザーサイの中で、頭一つ抜け出している美味しさだ。

 

思わず感想文を書いてしまいそうな、本当に幸福になる味わい。

ハオツーハオツー!!と連呼するたびに、女性店長も超ご機嫌である。

 

これ何使ってるの?いつまで持つの?

これからまだ一週間旅行なんだけど、大丈夫?

 

購入する気満々の質問を投げかけると、店長は素早く回答してくれる。

どうやら約3か月も持つらしく、帰国時の審査も余裕で大丈夫そうだ。

 

さらにもし気に入ったら送ってあげるよ!と、更なるビジネスチャンスも見逃さない。

たださすがに、東京の品川に送ってくれとは言えそうもない。

 

桂林夜市の漬物屋

 

さらに価格を尋ねると、何と一瓶僅か8元(約136円)。

もうこれっきゃない!と財布を緩め、手あたり次第に購入する。

 

女性店長もよしきた!と瓶を握り、ぎゅっぎゅーにザーサイを詰め込んでくれる。

その詰め方は、冗談抜きで瓶が割れるほどの詰めっぷりだった。

 

 しかももう購入すると伝えているのに、またも同じ試食を薦めてくる。

 どうやらこの女性店長は、とことん親切な方のようだ。

 

購入したリュックにザーサイを詰め込み、その重さにニッコリする。

これで帰国後の食卓でも、当分中国の香りに恍惚するだろう。

 

 

私たちは店長に別れを告げ、そそくさとドミトリーに舞い戻った。

もう一刻も早く、このザーサイと白米でぶちかましたいのだ。

 

桂林のドミトリー

 

ホテルにはまだ人はあまりおらず、いつもの定位置に腰を下ろす。

そして帰りに購入した啤酒(ビール)や白米を取り出し、机の上にずらりと並べる。

 

そして耳にはイヤフォンを付け、二人でアニメ鑑賞しながら食べよう。

そんな幸福タイムを企んでいると、足元には多数のネコが群がってきた。

 

桂林のドミトリー

 

そしてまずは、啤酒バーガーキング

この少しスリムなビジュアルは、もしかして中国仕様なのだろうか。

 

ぱくりと食べると口に広がる、久しぶりの美味しいパン。

絶叫するほどの幸福に包まれ、もう文句のつけようがない。

 

桂林のドミトリー

 

そして白米をおもむろに取り出し、奇跡の搾菜を取り出す。

何度見ても8元とは思えないサイズ感に、今宵のお酒も良く回りそうだ。

 

そして下部には電話番号も記載され、いつでも再購入できるらしい。

帰国をしたらダメもとで、日本への郵送が可能かどうか聞いてみよう。

 

桂林のドミトリー

 

そしてぎゅっぎゅーに詰まった搾菜を、一口パクリ。

僅か15分前に試食したにもかかわらず、相変わらずの極楽っぷりである。

 

こりこり感と甘みと辛みが混在し、これぞ本当に箸が止まらない。

もしクックパッドに掲載するなら『彼氏のお箸も止まらない♪』とか書きそうだ。

 

白米との相性も悪魔的であり、子犬だったら動けなくなるまで食べるだろう。

それほどまでに中毒性が高い、非常に危険な味わいだった。

 

桂林のドミトリーHIGH PARK

 

そして周囲には人々が集まり始め、段々と賑やかさが溢れてくる。

そんな喧噪もまた心地良く、飛び交う様々な言語に耳を傾ける。

 

もし私が他の言語が話せたら、もっと旅は楽しくなるだろう。

大学時代のドイツ語、もっと真面目に履修しておけばよかった。

 

 

そんなことを考えながら、桂林3日目の夜は沈んでいく。

そして明日は遂に、念願の鳳凰への旅立ちである。

 

世界一美しいと言われる、川辺に佇む美しい古城。

この旅で最も訪れたかった、夢の如き異世界である。

 

私たちは深夜一時までお酒を楽しみ、明日に向けて就寝した。

この心地良いドミトリーとのお別れは寂しいが、別れはいつも突然だ。

 

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世界一美しい鳳凰古城への出発

桂林のドミトリーHIGH PARK

 

10月20日朝7時。

 

以前と同じように、川辺の琴の音で目が覚める。

もしや死んでしまったのかと錯覚するほど、天国的な目覚めである。

 

ただ今日は鳳凰に向けて出発するため、興奮しているのも確かである。

いつもより元気よく飛び起き、私たちは移動に向けてパッキングを開始した。

 

桂林のドミトリーHIGH PARK

 

すると部屋のパンフレットには、昨日訪れた象山の絵が描かれている。

どうやらその光景は、満月の夜にもっと美しくなるらしい。

 

拙い英語でも何とか読め、こういった配慮にも感服する。

繰り返しにはなるが、なんと素晴らしいドミトリーなのだろう。

 

桂林のドミトリーHIGH PARK
桂林のドミトリーHIGH PARK

 

用意を済ませてロビーに降りると、さすがに人はいなかった。

昨晩あんなにも賑やかだったのに、こんなにも静かになっちゃって。

 

なんだか転校するような気分になり、寂しさもこみあげてくる。

次に私たちが桂林に訪れるのは、一体何歳になるだろうか。

 

桂林のドミトリーHIGH PARK
桂林のドミトリーHIGH PARK

 

窓の外には桂林の街並みが広がり、人々の暮らしを切り取っている。

朝独特の静かな雰囲気に包まれ、もう3泊したい気持ちになる。

 

そしてドミトリーの壁に掲げられた、THE・WORLDと題された絵画。

その有名な能力で、時間を止めてくれちゃったりしないだろうか。

 

桂林のドミトリーHIGH PARK

 

しかし寂しい時にも、空腹は当然の様にやってくる。

私たちは受付に行き、朝ご飯を二つ注文した。

 

シンプルにパンと目玉焼き、そしてソーセージ付きだ。

一人28元(約478円)と少し高価だが、喜んでオーダーさせていただこう。

 

HIGH PARKの朝ごはん

 

完成を見守っていると、ドミトリーのネコが歩いてくる。

本当に人懐っこい性格で、すりすりその体を擦りつけてくる。

 

ただもちこはねこアレルギーのため、ここは私が独占する。

こんなにも愛らしい動物が、この世にいるだろうか。

 

HIGH PARKの朝ごはん

 

そして初めて見かける、新人にゃんこも現れる。

彼もまた可愛らしく、ナーナー謎の挨拶を投げかける。

 

君の名前は、一体何なのだろう。

大変美味しそうな模様だから、きっとパピコに違いない。

 

HIGH PARKの朝ごはん

 

そしてしばらく待つと、女性の方が食事を運んでくれた。

朝からコーヒーとパンが食べられるとは、何と至福の時間なのだろう。

 

バターをたっぷり塗り、ソーセージにカプリとかぶりつく。

まさに最高の朝ごはんと呼べる、安心できる美味しさだった。

 

 

そして満腹になると、本日の旅の始まりだ。

私たちは新幹線のチケットを確認し、本日の旅程をチェックした。

 

本日のコースは、長沙南経由・懐化南行き

そしてそこから個人タクシーに乗り込み、鳳凰に向かう予定である。

 

そして恐らく、到着は夜遅く。

つまりいきなり、夜の鳳凰を目の当たりにできる。

 

あぁ、なんと興奮するのだろう。

人々が口を揃えて最高だという鳳凰とは、一体どんな街なのだろう。

 

残りのパンを口に入れながら、もちことそんな話をしていた。

二人旅の楽しさは、こういった興奮を共有できることかもしれない。

 

しかしふとポケットを探ると、残り残金もあと僅か

私たちは銀行に向かい、とっておきのへそくりをおろすことにした。

 

中国旅行記15に続く~ 

 

魅惑のアジアにちょっと出かけませんか?