ねこやまローカボ日誌

美味しいご飯を気にせず食べたい、食べさせたい。だから厳選ローカボレシピを紹介させて。

中国旅行記⑤ 映画世界の様な平遥古城の夕刻と、ご馳走・娯楽散財ナイト

映画の世界的な夕刻平遥古城と、ご馳走・娯楽の散財ナイト

 

夜の香りが立ち込める、夕刻の平遥古城

バイクから眺めるその光景は、まるで時間の異なる別世界だった。

 

少し寒い空気も心地良い、笑顔で溢れる古城城内。

それは本格的な中華ナイトを楽しめる、 まさに100点の夜の街だった。

 

 

これは遅めの夏休みを使った、2週間の中国旅行記

皆様に少しでもお楽しみいただければ、最高に幸せだ。

 

前回までの旅行記はこちら

 

 

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バイクから眺める、古城の現地の暮らし

バイクから眺める、古城の現地の暮らし

 

舗装の整った広大な石畳を、快適バイクで爆走する。

一度通った街並みも、繰り返し何度も往復できる。

 

いくら進んでも疲れることのない、鉄壁の移動手段。

スライドショーのように流れる光景を、ただひたすら楽しむだけ。

 

あぁ、何て楽なのだろう。

これが忘れかけていた、文明の利器というものか。

 

遠くに魅惑の場所が見えたなら、この50元の愛車で直行する。

広大な平遥古城において、この移動手段は最強だ。

 

手を伸ばすと人に当たる都内とは違う、牛車も往来する幅広な石畳。

その空間をブイブイ進めば、気分はまさにソニック&テイルズである。

 

バイクから眺める、古城の現地の暮らし

 

低速で進みながらお店を眺め、夜に行こうか!と後ろの相方に話しかける。

ヘルメット無いから、今事故ったら死ぬね!と、後部から笑い声が聞こえる。

 

吹き抜ける風のせいで、会話は全く噛み合わない。

しかしそれでもなお、歩かなくて良い観光はマハラジャ気分だった。

 

 

そして私たちは、城壁周囲に広がる現地の生活を覗きに向かった。

今も炭鉱石を活用する生活とは、一体どんな世界なのだろう。

 

きっと屈強な男たちが、真っ黒な石をモリモリ運んでいるに違いない。

そしてそれを鉄のつるはしで叩き割り、トラックや手車に放り込んでいるのだ。

 

さらにその男性の隣には、寄り添うように愛犬が歩いているはずだ。

そんなグッとくる光景こそ、私が映画で見かけた炭鉱街のイメージである。

 

そんな訳ないでしょ!と笑う相方を後ろに乗せ、バイクをブイブイ走らせる。

そして段々と観光客が少なくなり、私たちは城壁周辺に辿り着いた。

 

バイクから眺める、古城の現地の暮らし

 

モリモリ掘っている。

 

まるでマイクラの様な炭鉱石が、道路に山積みにされている。

まさにこれぞ、私が炭鉱の町に期待していた光景ではないか。

 

炭鉱石を乗せたトラックにパッシングされ、バイクを降りて近くで眺める。

炭鉱石の山にカメラを合わせると、現地のお婆ちゃんもピースをくれた。

 

それは小学生の頃に破って怒られた、ホッカイロのような焦げた香り。

そう言われれば確かに、昨晩も今朝も何だか街は煙たかった。

 

平遥古城の炭鉱石

 

そしてこの炭鉱石は、住宅の隣にまるで薪のように積まれている。

つまりこれは飾りではなく、夜には燃料としてスタメン起用されているのだ。

 

恐らくこの街では、まだまだ炭鉱石が現役なのだろう。

いきなりグッとくるギャップに萌え、どんどん私達は進んでいった。

 

平遥古城の炭鉱石f:id:nekoyamachan:20171114140025jplain

 

山盛り野菜をトラックで売り歩く、現地のおじちゃん。

さすがに私達には声をかけないが、通りすがりのお婆ちゃんを勧誘している。

 

真っ黒になったネギは、きっと炭鉱石と一緒に運ばれたのだろう。

いやもしかして、炭鉱ネギ的な栄養価の凄いタイプなのかもしれない。

 

平遥古城の現地の暮らし
平遥古城の現地の暮らし

 

さらに奥に行くと観光客もほとんどおらず、通りには現地感が溢れだす。

その建物の上部には、炭鉱石用の煙突も備え付けられている。

 

そこに干したら絶対煙たくなるよ!と、思わず助言をしたくなる光景だ。

楽しい旅の御礼に、ファブリーズでも置いておこうかと考えてしまう。

 

平遥古城の現地の暮らし

 

さらに壁の中には、日用雑貨店らしきお店も構えている。

お酒やパンやお菓子など、それは小さなコンビニの様である。

 

ただ唯一不明なのが、そのお店への入り口。

この壁の中のお店には、一体どうやったら入れるのだろう。

 

付近には全く入口が見当たらず、色々妄想が加速する。

もしかするとドライブスルー的に、この小窓から注文するのだろうか。

 

平遥古城の現地の暮らし

 

さらに城内との境界線には、車両乗り入れ禁止の鉄格子も設置されている。

つまり中心の観光地域に行くならば、一度バイクを駐車しなければならないのだ。

 

しかし現地のおばちゃん達は、根性でバイクを持ち上げ中に入る。

私は誰にも止められない!と言わんばかりに、ずいずい乗り入れていく。

 

平遥古城の乗り入れ禁止

 

さらに道には電信柱も三階以上の建物もなく、街と青空がくっきり二分されている。

確かにこの世界なら、高い美術センスも磨かれるに違いない。

 

見慣れぬ世界をゆっくり眺めながら、バイクでぶいんと通り過ぎる。

そしてのったり速度で走行すれば、現地のワンコも並走する。

 

思わず避けると、逆サイドからは別のワンコが飛び出してくる。

周囲から飛び出す彼らは、まるでインベーダーゲームの様である。

 

 

あぁ、最高に楽しくなってきた。

 

このペースで、平遥古城の名所をずんずん見て回ろう。

おばちゃんへの返却時間まで、あと優に6時間はあるのだ。

 

そうだ。

次は古城を一望できる、城壁展望台に向かおう。

 

そして世界遺産を一望し、インスタ映えする会心の写真を撮ろう。

相方のSNOWを使えば、もしかしたらキラピカな街並みが撮れるかもしれない。

 

そう考えた私たちは、再度レンタルバイクに乗り込んだ。

見た目は自転車でも、気分はハワイのハーレー乗りである。

 

意外とお高い、城壁展望台チケット

 

では最初に、まずは古城南の売り場で城壁展望台の入場券を購入しよう。

ぶっちゃけ結構高額らしいが、ここで買わない選択肢はないだろう。

 

しかしこれがまた、意外と遠い。

一度城外に出てから、ぐるっと城壁に沿って迂回しなければならない。

 

 

意外とお高い、城壁展望台チケット

 

ただそれも今の私なら、ぶぶーんとひとっ飛び。

一度通った街並みを眺めながら、バイクでブイブイ戻るだけ。

 

そしてその道中には、同じくバイクを借りた中国人カップルとすれ違う。

明らかに最新バイクをレンタルした彼らは、確実にどや顔だった。

 

少し敗北感を感じつつ、ぶいぶいチケット売り場を目指す。

するとそこには、古風で大きな販売所が用意されていた。

 

意外とお高い、城壁展望台チケット
意外とお高い、城壁展望台チケット

 

そしてこの場所で、城壁展望台のチケットを購入する。

するとどうやら同じチケットで、城内の博物館も全て入れるらしい。

 

そういえば城内には、入場券が求められる古風な建物が沢山あった。

パスモ的にチケットをかざしていたのは、そういう事だったのか。

 

そそくさと列に並び、係の女性からチケットを二枚購入する。

するとその価格は意外と高く、全部見なきゃ!的な義務感に包まれる。

 

6時間もある』が『たったの6時間』に変わり、やる気が一気に湧き起こる。

残りの時間で、私たちはどれだけ城内博物館も回れるだろうか。

 

お値段(1元17円で換算)
  • 城壁展望台+城内博物館チケット 130元(約2.210円)

 

 

チケットを財布にしまい、目指すは城内展望台

私たちはバイクにまたがり、再度ぶいんと出発した。

 

クリック一つで旅に出かけませんか?

 

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望
呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

 

そして展望台に近づくにつれ、道も段々と混雑してくる。

さらにはバイクで通れない雰囲気になり、よいしょと押しながら進行する。

 

どうやら多数の観光団体客現地の商売人が、ここに集まっている様子である。

城壁周囲とは違う、買ってけ!見てけ!の大合唱だ。

 

中にはお婆ちゃん観光団体も集まり、同窓会的に盛り上がっている。

きっと仲良し30人が、一気にツアーに申し込んだのだろう。

 

そして私たちも入り口に並び、ぴぴっとチケットをかざして入城する。

ムスっとしていた係員は、きっと朝ご飯が不味かったのだろう。

 

そして中に入ると、お婆ちゃん達を試す様な傾斜の階段が待ち構えていた。

それは若者の私たちですら、おおぅ…とひるむ角度である。

 

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

 

しかしここでも、中国のお婆ちゃん達は屈強である。

お互いに肩を貸し合い、爆笑しながらグイグイ登って来る。

 

きっとこんなの屁でもないわ!的に、笑いあってるのだろう。

孫お手製の杖なめんな!的に、ガシガシ3本足で登ってくる。

 

私たちも負けずと階段を登り、城壁上部にたどり着く。

するとそこには、少し曇った平遥古城の全容が待ち受けていた。

 

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

 

何と美しい。

 

まるでタイムスリップしたような光景が、遥か遠くまで続く。

赤色の提灯や彫刻が彩り、中心の観光地も眼下に広がっている。

 

時代を感じる荷物山盛りのスクーターに、手押し車やガタゴト三輪。

まさに中国を丸かじりしているような、立ち尽くす光景だった。

 

明の洪武三年(1370年)から変わらぬ、この目線の高さ。

一体何千もの人が、この美しい場所を初デートに選んだのだろう。

 

眺めるだけで時間が即座に過ぎる、とても贅沢で貴重な時間

こういう時間もまた、私が中国に求めていた体験である。

 

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望
呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

 

そして城壁には、この街が守られてきた歴史が残る。

昔と一つも変わらぬ街並みには、その形跡も沢山残っていた。

 

外敵の侵入を許さぬ屈強な城壁は、遥か見えぬ遠方まで続き。

外敵を駆逐する鉄の大砲も、木製の車輪と共に石畳に鎮座する。

 

そしてそこに中国人ボーイが走り寄り、大砲を元気良く揺さぶり始める。

即座にお母さん女性が頭を叩き、子供を大砲から引き離す。

 

少年は泣くこともなくケロリとした表情で、城壁の遥か向こうまで猛ダッシュする。

これが私の子供なら、マジで追いつけない驚異の速度だった。

 

呆然と立ち尽くす、平遥古城の美しい展望

 

そんな出来事を楽しみながら、再度古城の街並を堪能する。

そして約20分眺めたところで、城内の博物館に行ってみることにした。

 

どうやらこの平遥古城には、様々な博物館・古物館があるらしい。

そしてこの城壁展望台チケットで、全ての建物に入れるらしい。

 

先ほどは入れなかった場所は、今や全て入場可能。

まるでド〇クエで言う魔法の鍵を、道具屋で購入した気分である。

 

分からなくても楽しめる、城内博物館

 

早速私たちは城内に向けて、バイクをぶいんと走らせる。

すると顔に当たる風が、段々と夜の香りになってきた。

 

城内の街並み
城内の街並み

 

そして城内に舞い戻り、意識的に博物館・美術館を散策してみる。

その入り口は、小さな小道や観光の大通りに沢山点在していた。

 

すると当然、どこに入るべきかの選択肢に悩まされる。

ただ正直、私たちは二人とも中国の歴史には全く精通していない。

 

そもそも中国と言っても、三国志と封神演義くらいしか読んだことがない。

さらに封神演義に至っては、漫画で楽しく拝見したレベルである。

 

つまり〇〇生誕の家!と言われても、脳にズシンと響かない。

そのためとりあえず、一番人気混雑している博物館に入ることにした。

 

古城城内の博物館・美術館

 

博物館内部は意外なほど普通の住宅が広がり、中央には大きな鉢が置いてある。

その中には金魚とお金が入っており、何だか風水的に良さそうだ。

 

ただこの選んだ博物館こそ、どうやら〇〇生誕の家的な建物だった。

入口では賢そうな初老男性が、古い写真にキリッとした表情で映っている。

 

ただやはり私たちの知識不足から、これが誰かはわからない。

そのため最初はこ、これがあの!?的な衝撃はなかった。

 

 

しかしその点、さすがは中国

私はこの場所でも、この国の超絶技巧を目撃した。

 

それは博物館の一室に座っていた、髭をたくわえた一人の男性。

私はこの方の絶技巧を、まるで子供のように見入ってしまった。

 

古城城内の博物館・美術館
古城城内の博物館・美術館

 

その技巧とは、超精巧な字

単純と言えば叱られるだろうが、ただ純粋に素晴らしく美巧な文字なのだ。

 

写真では決して表現できない、微動だにしない筆先。

実際には動かなければ文字は書けないため、正しくは超緩やかな動きである。

 

そしてこのおじさんが、これでもかと言うほど綺麗な文字を扇子に描く。

金色の墨汁が寸分の狂いもなく、何十もの扇子に綴られているのだ。

 

特にそれを売るでもなく、ただ見てってね!と微笑むおじさん。

その周囲には、観光客の白人おばちゃん団体が覗き込んでいる。

 

そしておじさんが優美に描けば、周囲からOMG…とため息が漏れる。

約10人近くの人々が、彼の華麗な筆遣いの完全に虜である。

 

隣にいた白髪のお婆ちゃんなどは、もはや興奮しっぱなし。

きっとおじさんが戯れにピカチュウを描いても、拍手喝采をしただろう。

 

そしてこんなにも素晴らしい技術に、街の至る所で遭遇できる。

さすがは4000年の歴史を誇る、達観した美術の国である。

 

 

そしてその他にも、博物館には様々な展示物が飾られていた。

それはその生家の主を知らずとも、楽しめるものばかりだった。

 

古城城内の博物館・美術館
古城城内の博物館・美術館

 

何やら裕福な家庭環境を表現しているような、銀色の貨幣

お金を見ると撮りたくなるのは、きっと人の本能なのだろう。

 

そして懐かしさに包まれる、昔の白黒写真

恐らく主である男性の人生が、スライド式に展示されているのだ。

 

他にも地下3mに埋め込まれた地下金庫や、お札山積みの銀行もある。

どうやらこの博物館は、お金に関する偉人の生家なのだろう。

 

 

そして一通り堪能したら、少しお腹も減って来た。

よく考えたら観光に夢中で、朝から刀削麺しか食べていない。

 

さらにはだんだんと日も暮れ、街の雰囲気が次第に変化している。

この街は一体、夜にはどんな姿を見せるのだろう。

 

これからは、待ち望んだ夜の始まり

ここからはじゃんじゃんご飯を食べ、モリモリ遊ぼう。

 

そして疲れ切った体で、昨日の素敵な宿で疲れを癒そう。

そうすればきっと、一ミリも後悔のない夜を過ごせるだろう。

 

そう考えた私たちは、博物館を後にした。

そして目の前の屋台で、美味しそうな綿菓子を買い食いした。

 

平遥古城の綿菓子

 

フワフワの糖分で、僅かな疲れも綺麗さっぱり。

味は日本の綿菓子と変わらないが、久しぶりの味は格別である。

 

さっきのお婆ちゃんの髪みたいだね。

そんな談話を相方としながら、私達は再度バイクにまたがった。

 

お値段(1元17円で換算)
  • フワフワ綿菓子 5元(約85円)

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

その目的は、観光途中で見かけたご飯の買い食い

これから晩御飯まで、あらゆる買い食いを決行しよう。

 

そして最初に向かったのが、朝に見かけた高級風レストラン

この店頭で見かけたご飯が、最強に美味しそうだったのだ。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

バイクに乗りつつ様子を伺うと、 入り口にはお洒落ヘアーの係員が立っている。

そして目が合うや否や、凄まじい笑顔で入店を薦めてくる。

 

しかし私たちの目的は、申し訳ないがレストランではない。

この隣に構える謎の肉饅頭こそ、 今回のターゲットである。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

一個十元とそこまでお安くはない、来肉餅なる未知なる饅頭。

これぞすれ違った子供が笑顔で頬張っていた、魅惑の食べ物だ。

 

私はバイクを店頭にとめ、10元を握りしめて注文窓口に向かった。

すると中には、完全に気の抜けた男性が一名立っていた。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

もしや営業時間外かな?と思い、店員さんに尋ねてみる。

するとどうやら、夜の販売まで少し時間があるようだった。

 

しかし何だか男性は、ちょっと待ってて!的な手振りをしている。

良く分からないが、どうやら直ぐに作ってくれる的な雰囲気だ。

 

そこでバイクにまたがる相方にバトンタッチし、通訳をお願いする。

これはきっとYES・NOを主軸とする私の語彙力では、乗り切れないだろう。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

すると職位の高そうな女性マネージャーらしき人も現れ、何やら男性と話している。

どうやらこれはもう古いから捨てなさい!と、きびきびと指示を取っているようだった。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

 

さらには入口の男性係員も近づいてきて、何やら助言を挟んでいる。

こんなにも多くの人々が、私の来肉餅のために一致団結してくれるのか。

 

1個10元、つまりわずか170円のお饅頭である。

こんなに全力で作ってくれるお店は、過去にも見たことがない。

 

もしかして私は、とんでもないものを注文してしまったのか。

1個10元の肉饅頭ではなく、500元のフルコースでも誤発注したのだろうか。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

そんなこんなで、待つこと10分。

私の不安とは裏腹に、男性コックが素敵なご飯を手渡してくれた。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

細やかな肉がびっちり入れられた、これこそが来肉餅

出来たて10秒の、最高に香る出来たてご飯である。

 

まるでミルフィーユの様な、何層も重なるサクサク生地

食感の良さそうなネギと、平遥牛肉らしき山盛りビーフ

 

抗えぬ香りを漂わせている、このご飯こそ。

朝方すれ違う子供が、ハフハフで食べていた逸品である。

 

週10で食べたい絶品『来肉餅』

 

灼ウマである。

 

これはまさに、まごうこと無き凄まじい旨さ。

日本語での表現が追い付かぬほど、驚異的な香ばしさだ。

 

まるでお餅のような食感の生地に、お菓子的な軽さのサクサク層。

そこに塩気の効いたビーフが重なり、程よい脂も溢れ出る。

 

これは間違いなく、週10で食べたくなる美味しさだ。

いやむしろ大切な取引先なら、お中元で贈るべきかもしれない。

 

空腹も手伝っているのは分かるが、それでも絶品なのは間違いない。

朝方食べていた少年も、恐らくご両親にその美味しさを全力で伝えただろう。

 

満腹感と開放感溢れる、夜の平遥古城

 

そしてこれを皮切りに、様々なつまみ食いツアーが開始された。

わた飴から始まった私の胃袋は、もはや絶好調である。

 

さらに次第に日も暮れ始め、周囲は素敵な雰囲気に包まれていく。

それはまるで千と千尋の湯屋のような、温かさを感じる暖色の街だった。

 

美しい夕方の平遥古城城内
美しい夕方の平遥古城城内
美しい夕方の平遥古城城内
美しい夕方の平遥古城城内

 

一気に風も冷たくなり、バイクの速度を少し落とす。

人も次第に増え始め、皆がご飯モードで街に繰り出している。

 

周囲には中華の香りが広がり、食べてきなよ!と沢山声をかけられる。

お土産屋を中心とした城内街が、一気にご飯処に早変わりしている。

 

私たちも本格的な散財を決心し、今宵のご飯を吟味する。

そしてまだ胃腸が80点の相方もちこは、どうやらお粥が食べたいようだ。

 

それでも固形物が食べれるのは、最高にハッピーなことだ。

旅もまだ3日目、これからが格的な中華ライフの始まりである。

 

私たちはバイクを近くに繋ぎ留め、歩きながら今夜のご飯屋を散策する。

そして無事にお粥の文字を発見し、私たちはそそくさと入店した。

 

古城内の美味しいご飯屋さん・お粥と肉片水煮
古城内の美味しいご飯屋さん・お粥と肉片水煮

 

小粥・八宝粥・山蒟粥…。

 

これだけと書いてあれば、きっと人気のお粥もあるはずだ。

さらには他のご飯も沢山あるため、食欲まみれの私もニッコリである。

 

そして入店するとすぐ、お店の混みっぷりに圧倒される。

そこにはすでに、沢山の現地の人々が溢れかえっていた。

 

古城内の美味しいご飯屋さん店内
古城内の美味しいご飯屋さん店内

 

どうやら外でお店を吟味する私たちの、入店を確信していたのだろう。

席に座ると直ぐに、元気なおばちゃんがメニューを持ってきてくれた。

 

そしてメニューは壁にも多数掲載されており、もはや選び放題

完全に迷路に迷い込んだ私たちを、おばちゃんは丁寧に導いてくれた。

 

古城内の美味しいご飯屋さん・お粥と肉片水煮
古城内の美味しいご飯屋さん・お粥と肉片水煮

 

もはや日本の飲み屋と変わらぬ、圧倒的なメニュー数。

どれを頼んでも数百円程度で楽しめる、まさにメニューの森である。

 

相方と何にしようかな?と悩んでいると、おばちゃんは近くで待ってくれていた。

そして私達が日本人だと分かると、『ハオツ―!(美味しいよ)』と、様々な料理名を指さしてくれた。

 

しかし良く観察すると、全てのご飯にハオツ―!を連呼している。

どうやらご自身の全料理に、圧倒的な自信をお持ちの様だ。

 

そうと分かれば、話は早い。

全て美味しいと分かったなら、この際手当たり次第に注文してみよう。

 

古城内の美味しいご飯屋さん・お粥と角煮水煮

 

この真っ赤なオーラに包まれた逸品も、きっとハオツ―に違いない。

しかも水煮肉片と言えば、日本でもカラカラで有名なご飯ではないか。

 

私たちはさらに目が合った美味しそうなお料理達を、深く考えずに注文した。

するとハオツ―だから任せておけ!と、おばちゃんも大変ご満悦だ。

 

一通り頼むと、おばちゃんは一気にメモを取った。

 満腹になる準備は、これにて万端である。

 

さらにオーダーを済ませた私は、お店のトイレを借りることにした。

そしておばちゃんにどこにあるの?と尋ねると、意外な場所に案内された。

 

ホテルの一室のトイレを借りる
ホテルの一室のトイレを借りる

 

それはお店の店内ではなく、隣の宿泊先の部屋の一室

この部屋のトイレ使って!と、部屋の鍵を渡されたのだ。

 

こういった珍しいシステムも、なかなか心にグッとくる。

次回ご飯屋に入店したら、必ずトイレを借りてみようと決心した瞬間だ。

 

 

そして快適なトイレを借り、部屋の鍵を返して席に戻る。

するとそこには、既に沢山のご飯が並べられていた。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子
平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子
平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子
平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子
平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

眩暈のしそうな、魅惑の山盛り炭水化物

 

キンキンに冷えたビールと蒸し餃子に、ふっくら白米。

真っ赤な刺激を見せつける鶏水煮に、しゃきしゃきのジャガイモ炒め。

 

さらにはびっくりするほど粒の小さい、野菜たっぷりの謎のお粥。

これを全て食べて良いとは、いったい誰の誕生日なのだろう。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

そして早速、肉片水煮(チキンの辛い煮物)とビールをセット。

こんなに写真を後回しにしたいと感じた時が、過去にあっただろうか。

 

ビールの飲めない相方もちこも絶対旨いと確信する、この組み合わせ。

そしてその喉ごしと辛さと旨さは、まさに至福だった。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

大量に入った柔らかなもも肉に、意外に薄めの塩気と旨み

唐辛子に頭突きされたような辛さに、思わず汗が吹き上げる。

 

堪らず白米で辛みを包み、じゃがいも炒めも追加で頬張る。

すると想像以上に辛いシャキシャキ芋が、白米もっと食べろ!と刺激する。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

良く見ると多数に入れられた、赤と緑の唐辛子

白湯スープの味つけに、その辛みが存分に溶けだしている。

 

辛さはあるが、堪らぬ旨み。

夢中で食べる私たちに、おばちゃんも『ハオツ―デショ?』的な表情だ。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

さらにはもちこ注文の謎のお粥も、一口ズズズと頂いた。

それは食べた瞬間 (´・ω・`)?となる、極めて繊細な味付けだった。

 

いや、そんな大人の遠回しな表現を使うべきではない。

ここは正直に申し上げるべきだろう。

 

それは完全なる無味

数字で例えればゼロ、色で表現すれば、表情で表せば ( ' ー ' )である。

 

やはりスープ系の味つけは、どこのお店でもかなり薄い。

まるで隠しすぎた隠し味といった、何とも不思議な味わいである。

 

平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子
平遥古城のお粥・角煮水煮・ビール・餃子

 

しかし追加で注文した蒸し餃子は、すこぶる好みのお味である。

薄めの皮に透き通る肉の塊が、噛みしめる度に味を押しだす。

 

さらに美味しい謎の黒酢に付けて、さっぱりパクパク平らげる。

その美味しさに、胃腸回復途中のもちこも、固形物にビシバシ手を伸ばしていた。

 

お値段(1元17円で換算)
  • 蒸し餃子      約15元(約255円)
  • ジャガイモ炒め   約13元(約204円)
  • 白米        約5元 (約85円)
  • 平遥啤酒(ビール) 約8元(約136円)
  • 薄味お粥      約8元(約150円)
  • 肉片水煮(鶏肉辛煮)約35元(約595円)

 

あぁ、最高に楽しい。

もはや一度入った散財スイッチが、今夜切れることはないだろう。

 

既に時間は、夜の19時近く

そろそろレンタルバイクを、おばちゃんに返却しなければならない。

 

20時までに返却しなければ、1000元が無駄になる。

道に迷う可能性も多いにあるため、そろそろデットラインである。

 

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大盛りスーパーと現地の剛腕マッサージ

 

満腹の私たちはバイクに乗り、おばちゃんとの約束の場所に向かった。

綺麗に夜の色になった平遥古城は、涼しくても心地の良い気温だった。

 

少し寒い平遥古城の夜の街並
少し寒い平遥古城の夜の街並

 

昼と変わらぬ喧騒をかいくぐり、おばちゃんの自宅を思い出す。

約30分ほど迷ったが、何とかその場所に辿り着く。

 

するとおばちゃんも、ご家族とご飯を食べている様子だった。

WeChatで連絡すると、明るい家の中から飛び出してきた。

 

そしておばちゃんに誓約書を渡し、併せて鍵と愛車も返却する。

すると彼女は封筒に入れられた1000元を、直ぐに返却してくれた。

 

凄い楽しかったよ!と報告すると、彼女はきょとんとしていた。

よく考えれば、私の日本語が通じるわけもない。

 

慌ててシェイシェイ!と手をふると、ニッコリ素敵な笑顔を返してくれた。

そしておばちゃんはまた来てね!と言いながら、自宅にトコトコ入って行った。

 

 

いやぁ、何とも楽しい出会いだった。

見知らぬ日本人に有料でもバイクを貸してくれる人が、一体何人いるだろうか。

 

しかし次に私がこの街に来るのは、一体何十年なのだろう。

そして年老いた私たちに、おばちゃんはまたバイクを貸してくれるだろうか。

 

もしかしたらその頃は、空中バイクになってるかもね?

いや多分、おんなじバイクじゃない?

 

そんな話をしながら、私たちは古城の街並を再度散歩した。

やはり歩きながらだと、話がたくさん出来るのも良いものだ。

 

時間的な束縛も無くなり、お腹もいっぱいである。

ここからは少し、夜の平遥古城を覗いてみよう。

 

そう考えて帰り道では、色々なお店を覗いてみる。

バイクで一度通った道も、歩いて通るとまた新鮮だった。

 

 

すると途中でスーパーらしき、大きなお店を発見する。

これは今まで見た中でも、最大規模のお店である。

 

平遥古城の大きなスーパー

 

丁度ポカリもラスト1本だったし、そう言えばヘアスプレーも没収されていた。

もしかしてあるかもしれない!と、少しの期待と共に店内に突撃する。

 

平遥古城の大きなスーパー
平遥古城の大きなスーパー

 

店内は沢山のお菓子やお酒で溢れており、ヘアスプレーはどこにもなかった。

そしてポカリもなかったため、ポカリもどき的なドリンクを2本購入した。

 

ただやはり、その魅惑っぷりは健在である。

見たことのないお菓子とは、何故こんなにもワクワクするのだろう。

 

さらには絶対食べ切れない量の、大量のクッキーも売られている。

しかも日本では考えられないほどの、激安だったのを覚えている。

 

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しかし気になるのは、その価格ではない。

湿気る前に本当に食べ切れるのか?という、物理的な問題である。

 

ただ彼らの食欲を鑑みると、あながち難しくはないのかもしれない。

良く食べる彼らなら、おつまみ感覚でパクパク食べちゃうのだろう。

 

まさに全てがコストコサイズ

きっとこの国に住めば、私のボディーはバージョンアップするだろう。

 

 

そして更に街並みを歩くと、何とも魅惑的な看板に遭遇した。

それは今日一日観光をした、私たちにぴったりの文字だった。

 

平遥古城の上手なマッサージ屋さん
平遥古城の上手なマッサージ屋さん

 

足道。

 

何と破壊力のある、力強い二文字なのだろう。

一瞬で何のお店か判断できる、素晴らしいネーミングセンスだ。

 

この名前でまさか、ピザ屋ということはないだろう。

さらには英語でBODYMASSAGEと、丁寧にも教えてくれているではないか。

 

値段がべらぼうに高くないことを確認していると、もちこが入った。

彼女の大好物は、もんじゃ焼きマッサージなのだ。

 

平遥古城の上手なマッサージ屋さん

 

中には先客の白人2人がおり、大変なリラックス顔である。

その恍惚な表情から分かるように、お上手なマッサージ師なのだろう。

 

私たちも30分の肩コースをお願いし、一人毎におばちゃんがあてがわれる。

そして開始されるや否や、その脅威の握力で揉みしだかれる。

 

平遥古城の上手なマッサージ屋さん

 

ぎゅ~…。

ぎゅぅぅ…うぐぎゅっぐ…。

 

もはや喘ぎ声しか出ない。

これが本場のマッサージなのか。

 

その握力はまるで、レッドブルを飲んだゴリラ

しかしそれでいて、極めて正確に肩のコリを狙い撃ってくる。

 

もうこれからの30分間、この恍惚の快感に溺れるだけ。

もはや天国としか言いようのない、圧倒的至福!というやつである。

 

そして口からこぼれる声は、全て濁点付きの喘ぎ声に変わる。

お゛ぐぅ゛お゛ん゛…と、まるで泥酔したにゃんちゅうだ。

 

もはや意味不明の言葉を聞き、おばちゃんたちがケラケラと笑っている。

さらに何か沢山話しかけられたが、快感と言語の壁で聞き取れない。

 

日本人なのか!と聞かれて頷くと、さらに中国語で話しかけてくる。

こちらの方々は、話せないからと言ってコミュニケーションを辞めることはないのだ。

 

だ、だから分かんないんd…ぐぅ゛ぅ゛お゛お゛!!

そんな感じで、まさにやられたい放題である。

 

これは明日揉み返しが来るね!と言う相方も、結構キテるようだ。

生粋のマッサージ大好きっ子も、本場の技術にご満悦である。

 

溢れるよだれを我慢していると、さらにおばちゃん達は何やら歌を歌い始めた。

どうやら隣のテレビから流れる、N〇K的な歌番組を真似ている様だった。

 

 

お値段(1元17円で換算)
  • 肩マッサージ30分 1人30元(510円)

 

約30分間しっかり揉み倒され、なんだか体も体感的に軽くなった。

マッサージとは、これほど即効性があるものなのか。

 

まさに今起きたような、圧倒的な体の軽さ

そして軽くなった足取りで、再度夜の街並みを闊歩する。

 

古城の夜の帰り道

 

そして夜も更け、次第に風邪も冷たくなってきた。

少し肌寒さを覚えた私たちは、自分たちの服装に不安を感じた。

 

そう言えば、明日の朝は非常に早い。

朝8時40分発の新幹線に乗り、次の街を目指すのだった。

 

つまり朝5時に起き、空気の澄んだ凍える寒さに耐えなければならない。

そう考えると、私たちの防寒具は圧倒的に不利である。

 

というのも、実は私は中国の寒さを完全に舐めていた。

ユニクロのウルトラダウンでイケるっしょ!的な、甘い発想で旅立ってしまったのだ。

 

そのため夜9時にも関わらず、既に寒さを感じている。

この旅で用意した、最強防具にも関わらずだ。

 

手編みで暖かな、カラフル格安マフラー

 

慌てた私たちは、ふと城内の布屋さんに目を止めた。

軒先には沢山の布が置かれ、店員さんもモコモコウェアに身を包んでいる。

 

これはなんとも、温かそうな空間だ。

ここならきっと、素敵でポカポカなアイテムが手に入るだろう。

 

平遥古城のあったか手編みのマフラー

 

そしてよく見ると、このお店はどうやらマフラーが売りのようだった。

カラフルな暖かそうな生地が、手編みの文字と沢山掲げられている。

 

しかも1個5元(約85円)~と、価格も非常に激安設定。

まさかのダイソー以下の価格で、この暖かグッズが手に入るのだ。

 

平遥古城のあったか手編みのマフラー

 

さらにせっかくならばと、少しお高いマフラーを購入する。

そして写真手前の白黒君が、今回の旅のお供に内定した。

 

相方はオレンジ色のマフラーを選び、ニッシ―カラーだ!とはしゃいでいる。

お互いお気に入りの相棒を手に入れ、何ともご機嫌なお買い物である。

 

お値段(1元17円で換算)
  • 白黒マフラー   15元(約255円)
  • オレンジマフラー 10元’(約170円)

 

少し寂しい、寒さの和らいだ帰り道
少し寂しい、寒さの和らいだ帰り道

 

早速お気に入りのマフラーを首に巻き、暖かな街を散歩する。

首元が温かいだけで、こんなにも違うのかと感動する。

 

さらに周囲の観光客も少なくなり、次第に周囲も静かになる。

さぁ私たちも、宿に戻る時間だ。

 

最高に楽しかった一日だからこそ、少し寂しさも感じてしまう。

しかし今日は早めにベットに入り、明日は早くに起きなければならない。

 

何故なら明日は、まさかの5時起き

さらには8時間を超える、超長距離移動に耐えなければならない。 

 

少し寂しい、寒さの和らいだ帰り道
少し寂しい、寒さの和らいだ帰り道
少し寂しい、寒さの和らいだ帰り道

 

宿泊先に戻ると、中庭には沢山の学生たちが集まっていた。

男女約15人程度の、恐らく学校でも仲良しグループなのだろう。

 

大声でトランプに興じる彼らにとって、まさに夜はこれからだ。

きっとグループに好きな子がいるに違いない、最高に楽しそうな集団である。

 

そう言えば、こういう楽しい時間が一番記憶に残ってるなぁ。

そんなことを考えながら、彼らと軽く挨拶を交わした。

 

そして受付で常温のビールを一本購入し、自分たちの部屋に戻る。

冷えてないビールも、寒い夜には丁度良い温度だった。

 

 

あぁ、今日も一日本当に楽しかった。

そしてこの旅も、残りわずか10日である。

 

相方の体調もほぼ戻り、お互いパクパクご飯も食べられる。

一緒にご飯を食べられることが、こんなに有難いとは思わなかった。

 

しかしただ一つ、小さな気がかりもあった。

それは北京で出会った旅の初日に、相方もちこが言っていた言葉だった。

 

『私もうつったのかなぁ。』

あれは一体、どういう意味なのだろう。

 

明日目指すは、第三の都市西安。

旅の中継地点となる、新幹線で約8時間の長旅である。

 

明日に備えて、ゆっくりと寝よう。

そう考えて布団にもぐると、学生達の笑い声が窓の外から聞こえてきた。

 

旅行記の続きも宜しければ。

 

魅惑のアジアにちょっと出かけませんか?